「STEPNに新たに導入されたHPシステムって何?」
「HPを回復しないとどうなるの?回復する方法は?」
「HPシステムの導入により何が変わるの?」

この記事では、こんな疑問をもつ人の悩みを解決するために書きました!
- STEPN(ステップン)のHP(寿命)とは?
- STEPNのHPを回復(Restore)しない場合の影響は?
- STEPNでHPを回復(Restore)させる2つの方法とコスト【7月28日にアップデートあり】
- STEPNでHPが減った靴を活用する3つの方法
- STEPNのHPシステムで影響を受けるSTEPN経済圏
7月18日のアップデートで新たに導入された、靴のHP(寿命)がどのようなシステムか気になっている人は多いのではないでしょうか。



HPシステム導入については「歩けば歩くほど損をする仕組み」「改悪だ」という声もあります。
そのため、導入3日後に運営からユーザーに今後の方向性に関するアンケートがとられ、7月28日には早くもHPシステムのアップデートが行われました。
運営・ユーザーがともにとまどっている状況のHPシステムについて、しっかり理解して損をしないようにしていきましょう。



今後のSTEPNの戦略にも大きな影響を与える部分なので、この記事で理解しておくようにしてください。
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STEPN(ステップン)のHP(寿命)とは?【7月18日のアップデートで導入】



STEPNにおける「HP」とは、Health Pointを略したものです。
運営は、HPを靴の寿命と表現しています。



新品のスニーカーのHPは100%から始まり、そのスニーカーで歩けば歩くほど靴の寿命が減少していくのです!
逆に言うと、そのスニーカーで歩かなければHPは減らないので、エナジー供給のためにただ所有しているだけならずっと100%のままとなります。



歩いた時に減るスニーカーHPの減少量は、以下の3つの要素に左右されます。
①スニーカーステータスの「Comfort(快適さ)」の値が高いほど、HPの減少量が下がる
②スニーカーの「クオリティ(レア度・品質)」が低いほど、HPの減少量が下がる
③歩く際に使用するエナジーが少ないほど、HPの減少量が下がる



上記の要素で注意してほしいのが、②の「クオリティ(レア度・品質)」が低いほどHPの減少量が下がる点。
その理由は、クオリティが高いほどHPが減少量は下がりますが、回復コストは逆に多くなるからです。



たとえば、コモンよりアンコモン、アンコモンよりレアの方がクオリティが低いので、HPの減少量は下がりにくくなりますが、その分回復するのに多くの費用が必要になります。
なお、靴箱からスニーカーを出して48時間はHPが減らない仕様になっている点は、併せてぜひ押さえておいてください。
STEPN(ステップン)のHP(寿命)を回復(Restore)しないとどうなる?



STEPNのスニーカーのHPを回復しないまま使用すると、一定HPを下回った際に以下のようなペナルティが発生するので注意してください
①HPが100%未満:マーケットプレイスへの出品・ほかの人への譲渡が不可になります。
②HPが20%未満:そのレルムでエナジーを増やすスニーカーの数にカウントされなくなります。
③HPが0:スニーカーを利用できなくなります。



HPがゼロになっても、スニーカーが壊れてなくなってしまうわけではありません。
しかし、上記のようなさまざまなペナルティが発生してしまうので、一定数値を下回らないように注意をしましょう。



なお、②の「HPが20%未満になると、そのレルムでエナジーを増やすスニーカーの数にカウントされなくなります。」についてよくわからない人は、スニーカーの数とエナジーの関係について、以下の記事を確認してみてください。


STEPN(ステップン)でHPを回復(Restore)させる2つの方法とコスト



スニーカーのHPを回復(Restore)させる方法は、以下の2つです。
①ComfortジェムとGSTを消費して回復させる
②スニーカーのレベルを24から25に上げる



①について、消費するComfortジェムのレベルが高いほど必要になるGSTの数値は上がりますが、その分HP回復量も上昇します。
たとえば、レベル1のComfortジェムでは使用するGSTは10ほどですが、回復量は数%程度と微々たるものです。
しかし、レベル2のComfortジェムを消費すれば、使用するGSTは30ほどに増えますが、回復量は20〜40%程度と比較にならないほどあがります。



また、前述のとおりスニーカーのクオリティ(レア度・品質)が高いほど、回復コストは高くなります。
同じComfortジェムとGSTを消費しても、回復量が大きく違うので注意してください。



なお、たまに質問があるのですが、靴のHPを回復する「Restore(リストア)」と靴の耐久値(Durability)を回復する「Repair(リペア)」がまったく別のものです。
こんがらがってしまっている人は、以下の記事でリペアについても振り返りをしておきましょう!





②について、7月28日からスニーカーのレベルが25になるとHPが1回だけ全回復するように仕様変更がありました。
この変更は、何レベルに上がる際にHPが完全回復したら嬉しいかとのアンケートが公式ツイッターでとられ、もっとも多数で約35%の支持を集めたレベル25で実装されました。



ちなみに、2位はレベル10、3位はレベル20でした。
一時期、レベル26に上げた際に全回復との誤情報が流れましたが、回復するのはレベル25に上がった時点なので注意してくださいね!
STEPN(ステップン)でHPが減った靴の3つの活用方法
前述したとおり、HPが減ってしまったスニーカーは大きな制約を受けます。



以下の3つの方法で活用していきましょう。
①HPが20%を切る前に使用をやめてエナジー用の靴にする
②スニーカーバーン(エンハンス)に利用する
③回復(Restore)させてから使う・売る
それぞれ確認していきましょう!
①HPが20%を切る前に使用をやめてエナジー用の靴にする



スニーカーがエナジーを上げるために必要な場合、HPが20%未満になる前に歩くのに使うのをやめるのをオススメします。
前述したとおりHPが20%未満になったスニーカーは、エナジーを増加するスニーカーの数にカウントされなくなります。
たとえば、スニーカー数が3や9などの場合、一足減るだけでエナジー数が減ってしまうのでとくに注意してください。



スニーカーの数がもう十分だという人以外は、20%以上を一つの目安にしてスニーカーを回復させるかどうかを決めましょう。
②スニーカーバーン(エンハンス)に利用する



HPが減っているスニーカーでも、スニーカーバーンに消費することは可能です。
スニーカーバーンとは、5足の靴を合成してクオリティが1つ又は2つ上の一足の靴を生み出すもの。



スニーカーバーンには失敗がなく、低確率で2つ上のクオリティの靴が生まれる可能性があります。
HPが極度に減ってしまったスニーカーを全回復させるためには大きなコストがかかるので、スニーカーバーンを一つの利用先として考えてみてもいいでしょう、
③回復(Restore)させてから売る



1%でもHPが減少したスニーカーは、売ることができません。
そのため、靴を売りたい人は、減少したHPを回復させてから売る必要があります。
しかし、回復させてから売ると損をするケースも多いです。



戦略や状況にもよりますが、レベル25まで上げて完全回復させてから売るというのも一つの手でしょう。
STEPN(ステップン)のHPシステムで大きく変わる3つのこと



HPシステムの導入で大きく変わることは、以下の3つです。
①Comfortの値やComfortジェムの重要性が高まる
②持続的な経済圏の安定成長につながる
③稼げる金額が減少する
HPシステムの導入によって今後のSTEPN戦略に大きな影響が出てきますので、一つひとつ確認していきましょう。
①Comfortの値やComfortジェムの重要性が高まる



HPの導入により、スニーカーのComfortの値やその数値を上昇させるためのComfortジェムの重要性は高まっていくでしょう。
これまでスニーカーのComfortの値は、今後導入される予定である歩いてGMTを稼ぐ際の獲得量を上げるための数値でしかありませんでした。
そのため、GMTを稼ぐ機能がいつの段階で実装されるかは不確定であり、現状ではComfortの値は意味のない数値になっています。



ComfortにHPの減少量を減らす効果や、ComfortジェムにHPを回復させる役割が与えられたことによって、ComfortやComfortジェムの重要性が大きく変化したのです。
なお、今後実装予定のGMTを歩いて稼ぐ方法について、以下の記事に現在発表されている内容等を踏まえてまとめてありますので、参考にしてみてください。


②持続的な経済圏の安定成長につながる



HPシステムの導入は、STEPN経済圏の安定的な成長につなげるために導入されました。
地球上のすべての生物がまったく死なないと自然のバランスが保たれないのと同様に、STEPNのスニーカーがなくなる仕組みがなければ持続可能な経済圏にならないと運営は考えています。



STEPNのスニーカーに寿命を導入し、スニーカーの供給量に大きな制限をかけたのです。
HPシステムがうまく機能し、必要な新規ユーザー数などの確保が維持できれば、スニーカーのインフレやその後の大幅な価格の下落を大きく抑えられ、STEPNの経済圏の安定につながるでしょう。
③稼げる金額が減少する



HPシステムの導入により、スニーカーを利用した際にかかるコストが増えるため、稼げる金額は大きく減少します。
経済圏の維持のためには必要な仕組みであっても、日々の収益を下げるものであるので、多くのユーザーから反発が出てきているのが現状です。



Twitterなどでは、回復コストを考慮すると歩けば歩くほど損をしてしまうなどの口コミも散見されています。
HPシステムの導入前は、金額の多寡は別として、これまでは歩けば歩いただけ得をするようになっていたので、衝撃を受けているユーザーも少なくありません。
また、歩くことへのモチベーションが大きく下がり、様子見のためにSTEPNで歩くのをやめる人も出てきているようです。



健康や人とのつながりのために歩いてほしいと考える運営と、稼げないならやめると考える一部のユーザー。
今後、既存ユーザーがどのような動きをするかはよく観察しておく必要があるでしょう。
STEPN(ステップン)のHPシステムで損をしないように賢く動こう



STEPNのHPシステムは、STEPNを長く行なっているユーザーのみならず、STEPNの始めたばかりの人にも大きな影響を与えるものです。
そのため、STEPNユーザーなら誰であっても、知らないと大きく損をしてしまう可能性があります。



運営もユーザーもとまどっている状況のHPシステムですが、このような状況だからこそしっかり理解して立ち回ることが必要になります。
冷静に現状を見つめ、自分にとってどう動くのがいいかを慎重に検討していきましょう!



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