- PLTウォレットへの送金方法
- PLTウォレットでブリッジする方法
- 手続き完了に必要な手数料

ELF Masters(通称エルマス)で使う機会の多いPLTウォレット。
どうすれば日本円がゲームで使えるようになるのか、分かりにくいですよね。
PLT Placeでは、ゲーム内アイテム(NFT)が欲しいと思った際にクレジットカード決済が可能となっています。
しかし、実際にはクレジットカードを用意しても弾かれることが多々あります(特に楽◯カード)。



え、諦めるしかないの?
実はクレジットカード以外でも、暗号資産取引所を挟めば自由にお金のやり取りができます。
ですが、エルマスのようなブロックチェーンゲームは日本でまだ浸透しておらず、暗号資産の取り扱いに慣れていない方が多いのではないでしょうか?
そこで、この記事では「暗号資産取引所経由でPLTウォレットに送金〜NFTを買えるようになるまで」を図付きで解説します。



この記事で紹介する手順を逆から行えば、ゲームで得た仮想通貨を日本円に交換できます。
なお、エルマスを遊ぶことで獲得できる暗号資産PLT(パレットトークン)を扱っていて、金融庁の許可を得ているのはCoincheckのみです。



せっかく稼いでも日本円にできないと意味がないので、開設しておくことをオススメします。
PLTウォレットへの送金方法



お金の動きが少々複雑なので、具体的な手順に入る前にブリッジを完了するための全体像を眺めてみましょう。


この中で、PLTウォレットに送金するには①〜③の手順が必要です。
PLTウォレットの送金手順
①Coincheckに日本円入金&PLT(パレット)購入
②PLTをPLTウォレットに送金
③GMOコイン等でETH(イーサリアム)を購入&PLTウォレットに送金
やることは多そうですが、実際手を動かしてみると案外時間はかかりません。
将来的にソシャゲが全てブロックチェーンゲームに置き換わる可能性があるので、今のうちに慣れておくと、他ゲームで先行者メリットが受けれらるかもしれません。



ではここから、手順を説明していきます。
Coincheckの口座開設が済んでいない方は、こちらの記事を先にご覧ください。


また、PLTウォレットも事前に作成が必要です。


まず最初に、銀行に入っている日本円を暗号資産取引所のCoincheckに入金します。
入金方法は以下の3つの方法がありますが、銀行振込がオススメです。
- 銀行振込
- コンビニ入金
- クイック入金
銀行振込以外の方法で入金すると、7日間は資金の移動ができません。
銀行振込で入金する場合はホーム画面から【日本円の入金】をクリックします。


【銀行振込】が表示されていることを確認し、表示されている銀行口座に振り込みを行います。


住信SBIネット銀行の場合は振込人名義は「ユーザID+氏名」に変更する必要がありますので注意してください。





以上で入金は完了です。
次に、STEP1で入金した日本円をPLTと交換します。
PLTは販売所では取引できないため、取引所で注文を行う必要があります。



取引所は使ったことがない人が多いのですが、手数料が安いので他の暗号資産の取引でもオススメですよ。
◯販売所
・操作が簡単
・注文した瞬間に注文が成立する
・手数料が高い
◯取引所
・場所が分かりにくい
・自分の指定した値段にならないと、注文が確定しない
・手数料が安い
取引所の画面に移るには、画面を一番下までスクロールし【ビットコイン取引所】をクリックします。
※スマホアプリの場合、アカウント→問い合わせ→画面一番下の【ビットコイン取引所】からアクセスできます





なぜこんなに分かりにくい場所にあるのか、いつも謎です。
暗号資産の種類をPLTに変更し、レートと注文量を指定した上で【注文する】をクリックします。
ちなみに、概算の部分に買いたい金額を入力すれば、注文量を自動的に決めてくれます。


画面を下にスクロールし【約定履歴】を確認することで、購入できたかが分かります。


続いてはPLTをPLTに送金します。
この手順は重要なので、間違えないように進めてください。



宛先を間違えると、基本的にお金は返ってきません。
銀行とは異なる点です。
まず最初に、新規の宛先を登録する必要があるので【暗号資産の送金】をクリックします。


続いて、送金する通貨でPLTを選択し、【宛先を追加/編集】をクリックします。


画面で【新規追加】をクリックします。


次の画面で以下の3つを選択/入力後、【追加】をクリックします。
・ラベル
→好きなものを設定
・宛先
→PLTウォレットのアドレスをコピー&ペースト
・SMS認証コード
→登録した電話番号宛に届く数字を入力


そして、宛先と送金額を設定した後に【次へ】をクリックします。



全額一気に送金してしまうと、ミスした際に被害が大きくなるので、テストとして1回少額で送ることをオススメします。


送金内容の確認と、2段階認証を行います。
2段階認証はCoincheckの口座開設時にインストールした「Google Authenticator」に表示された番号を入力します。
その後に【申し込みを確定する】をクリックすれば完了です。


無事に送金が完了したら、PLTウォレットに送金分が反映されます。


何でPLTの送金にETHが必要なの?と思うかもしれませんが、後の手順で手数料としてETHを支払うためです。
ETHは汎用性がありゲームでよく用いられるのですが、その特性から手数料が高くなりがちです。



なので、送金手数料を除いて最低でも5,000円以上がPLTウォレットに届くようにしましょう。
また、ETH自体はCoincheckでも買えるのですが、ETHを出金する際の手数料が非常に高いです(0.005 ETH=約1,900円)。



少額のETHを送ろうと思うと手数料の割合が大きくなり過ぎます。
一方、GMOコインは送金手数料が無料なので、ETHを多用する人は口座を開けておきましょう。


送金の手順はSTEP2〜4のPLTの部分をETHに変換して、再度実施ください。
PLTウォレットでブリッジする方法
これまでの手順で、PLTウォレットにPLTとETHが入っている状態になりました。


ここから更に、入金したPLT※1をETHを消費することでゲームで使えるPLT※2に変換する作業(ブリッジ)が必要です。





PLTウォレット内の表記が同じなので、正直分かりにくいです。
両者の見分け方は、画面上部の色が付いた枠内のロゴです。
ダイヤモンドのロゴがあればePLT、丸いロゴがあればpPLTです。


それでは、ブリッジの手順を解説していきます。
ホーム画面右上に表示されている【三】マークをタップし、pPLTのウォレットを選択します。
そして、四角が2つ重なったアイコンをタップしてアドレスをコピーします。


この手順は初めてpPLTに変換する時にだけ必要です。
この手順を実施しても、送金はされません。



初めて触った時は、いくら待っても送金されない…セルフGOXしたか⁉︎と焦りましたが、勘違いでした。
しかし、アドレス承認にもETHを消費するので何だか損した気分です。
ホーム画面下の【ブリッジ】をタップし、受信部分にSTEP1でコピーしたアドレスを貼り付けます。
そして、ePLTに送金量を指定して【次へ】をタップします。


すると確認画面に移るので【確認画面へ進む】をタップし、暗証番号(パスワード)を入力して【送信】をタップします。


STEP2の手順をもう一度行うと、ePLTの残高が0になりpPLTの残高が増えます。





以上で手順は完了です。
これまで説明してきた手順を後ろから実施することで、ゲームで獲得した暗号資産を円に戻せます。
なお、pPLTからePLTに変換する際はpPLTが手数料として消費されます。
送金〜ブリッジまでに必要な手数料まとめ



これまでの手順を実施し、手数料が結局いくらになるのか気になりますよね。
そこで、筆者のケースで実際どれだけ手数料がかかったのかお伝えします。
なお、私はGMOコインでETHを持っていたので、ETHを取得するための手数料はかかっていません。
項目 | 手数料 | 日本円換算 |
coincheck入金 | 330円 | 330円 |
日本円→PLT交換 | 0.00000001円 | 0.00000001円 |
PLT送金 | 72PLT | 2,520円 |
PLTウォレット認証 | 0.002197ETH | 835円 |
ePLT→pPLT変換 | 0.002784ETH | 1,058円 |
合計 | 4,743円 |
また、筆者は初めて送るアドレスには2回に分けて送信している(PLT送金&PLT変換)ので、実際には8,321円手数料がかかっています。



この手数料、何とかなりませんかね…
まとめ
この記事では、PLTウォレットへの送金方法と、ゲーム用に変換する手順(ブリッジ)についてお伝えしました。
また、pPLTを手に入れるために必要な手数料の目安についても触れました。



これでアナタもPLTウォレットを自在に使いこなせます!
PLTウォレットの更なる活用方法として、ステーキングもあるので、別途記事を作成予定です。