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【3分でわかるWeb3.0講座】暗号資産とは?特徴や歴史をわかりやすく解説

暗号資産とは

Web3.0上の取引で必ず必要となるのが「暗号資産」

ニュースなどでは詐欺や暴落という言葉と一緒に聞くので”怪しい”印象があるのは何故なのか

暗号資産とは何か、歴史や注意すべき点をみながら暗号資産の本質を学びましょう!

仮想通貨とも呼ばれたりするけど、法律上では「暗号資産」と呼称されているよ!

たしかに仮想通貨ってよく聞く!
でも、暗号資産が正式なんだね!

NANAちゃんは、暗号資産ってどんなイメージ?

「詐欺」「大暴落」ってメディアで見るから怪しいイメージがある~!!

たしかに、そう思う人が多くいるよね!
日本は仮想通貨が法定通貨ではないから悪用する人も多いし、事件もニュースになりやすいしね!

うん!でもWeb3.0に必要なら自分の資産を守るためにも暗号資産のことをもっと知りたい!

今日もやる気満々ね!
Web3.0基礎の3限目は、Web3.0では欠かせない暗号資産について一緒に勉強していきましょう!

テーマ:暗号資産

仮想通貨の授業も3分以内でお願いします♡

最低限Web3.0を楽しめるように要点を絞って説明していくね!

暗号資産(仮想通貨)とは?

暗号資産とは

暗号資産とは、中央管理者や政府で管理されていないデジタル通貨だよ!

???
管理する人がいない通貨ってなんで必要なの!?

NANAちゃんは、休みに銀行に行ったらシステムが利用できなかった!
なんて経験はない!?

あるある。
でも、暗号資産と関係あるの?

暗号資産はブロックチェーンを活用してるから、銀行のような中央管理者が不要で休みがないんだよ!

ブロックチェーンは、前の授業で教えてもらった!
たしか「情報を記録してくれる技術」だよね!

NANAちゃんさすがね!
ブロックチェーンで分散化してるから銀行のような中央管理者がいなくても取引が成立するのよ!

すごいね!
でも、セキュリティは大丈夫なの?

一度ブロックチェーンに記録された履歴は変更ができなくて、誰でも見れるから改ざんや不正行為がおこりにくいんだよ!

もし変更されてもバレてしまうということか!
暗号資産ってすごいんだね♡

物理的な形態(現金)がない、すべてデジタルデータで管理されている通貨だから実現できるんだよね!

暗号資産って怪しいイメージが多あったけど、本当はすごい技術なんだね!

そうね!これからも進化し続けると思う!
一旦、暗号資産とは何か簡単にまとめるね!

まとめ
  • 暗号資産とはブロックチェーン技術で取引情報を記録している
  • 銀行のように管理者がいないためいつでも取引ができる
  • ブロックチェーン技術を使っていて改ざんや不正行為がおこりにくい
ブロックチェーンの基礎講座はこちら

暗号資産(仮想通貨)の歴史

暗号資産の重大な歴史

そもそも、暗号資産っていつ誰が作ったの?

2008年にサトシ・ナカモトという名前で”ビットコイン”の論文が発表されたのが始まりだよ!

ビットコイン!聞いたことあるよ!
ビットコインが暗号資産の始まりなんだね!

初の暗号資産「ビットコイン」の誕生

一番最初に生まれた暗号資産がビットコイン!
暗号資産の始まりは、サトシナカモトが書いた論文が発表したことがきっかけとなったよ!

2008年に公開の論文(和訳版)
ビットコイン:P2P 電子通貨システム

引用元:Bitcoin.org

論文…。
すこし見たけど難しすぎる!
先生わかりやすくおねがいします…。

難しいよね!
じゃあ、NANAちゃんも知ってるビットコインから暗号資産の歴史を説明するね!

ありがとう先生♡

ビットコインは、世界どこからでも決済できるようにすることを目的として作られたんだよ!

えっ!?
暗号資産に決済以外の使い道があるの?

ビットコインは決済だけなんだけど、暗号資産の技術は応用できるよねって新しい暗号資産が誕生したんだよ!

決済以外の使い方を可能にした「イーサリアム」誕生

暗号資産の技術は、決済以外にももっと技術を使えるのでは? と、誕生したのがイーサリアム!

イーサリアムも聞いたことがある!

イーサリアムの誕生によって、色んなWeb3.0プロジェクトが展開されていったんだよね!

Web3.0にとってイーサリアムはとても重要な役割をしてるということね!

そう!
ただ、イーサリアムは、手数料が高く取引に時間がかかるデメリットもあるんだ!

時間がかかるのはまだいいけど、
手数料が高いのはちょっと…

そうだよね!
そしたら次はイーサリアムキラーと呼ばれる新しい暗号資産が誕生したんだよ!

イーサリアムキラー!
どんな暗号資産なの?

イーサリムキラーと呼ばれる暗号資産の誕生

イーサリアムキラーもイーサリアムの弱点を補う暗号資産ということ?

その通り!
イーサリアムの弱点である、手数料の高さや速度を解決したイーサリアムキラーたちが誕生したんだよ!

例えばどんな通貨が誕生したの?

有名なのは、ソラナ(SOL)という暗号資産で、処理速度が速くて手数料も安価なため人気を集めたよ!

手数料が安いのは魅力的!
じゃあ、ソラナが一番いいということか!

そういうわけでもなくて、ソラナはセキュリティがイーサリアムより弱かったりするから暗号資産は一長一短なんだよね!

ビットコインやイーサリアムの弱点を補うために色んな暗号資産が誕生してきたんだね!

結局は、イーサリアムのセキュリティの高さが人気で時価総額も上がってるね!

まとめ
  • 2008年にサトシナカモトがビットコインの論文発表
  • ビットコインが決済に特化した暗号資産として世界に広がる
  • 新しい機能を持った暗号資産が次々と生まれている

暗号資産の注意点

暗号資産の注意点

暗号資産を利用するにあたって注意したいことを3つ教えておくね!

わかった!
3つ覚えたら少し不安なくできるかな?

注意点①|価格変動による損失

1つ目は、価格変動が大きい点だよ!

日経平均と比べるとどのくらい価格変動の差があるの?

過去5年間のチャートを見比べてみようか。
初めにビットコインの過去5年間のチャートだよ!

ビットコインの過去5年の値動き

498%上昇してる!
それに、ビットコインは急な山がいっぱいあるね!

日経平均株価の過去5年の値動き

日経平均も、2020年コロナ流行のタイミングで急激に落ちてるけど、基本的には緩やかに値動きしてるよね!

たしかに!
暗号資産は、売買のタイミングが素人には難しそうだし、長期投資も向いてるとは言えなさそうね!

プロの投資家でも難しいね!
だからNANAちゃんは、余剰資金で暗号資産を買うようにしてね!

わかった!
暗号資産投資で一発逆転!
なんてことはやらない…。

注意点②|誤送金による損失

2つ目は、よく初心者がやりがちな暗号資産の誤送金!

誤送金するとどうなるの?

誤送金してしまった場合は取り戻すことができないから、送金に必要なアドレスは確認が必要だよ!

送金にアドレスが必要ってどういうこと?

暗号資産のアドレスって?

いまお金を振込む時には口座番号を使うと思うけど、暗号資産では「アドレス」を使って入送金を行うんだよ!

入送金アドレスをミスってしまうと誤送金となって暗号資産が戻ってこないということね!

そう!だからアドレスはコピペして、確認するようにしてね!

注意点③|暗号資産を使った詐欺

3つ目は、暗号資産詐欺に注意しよう!

暗号資産の詐欺ってよく聞くけど、なんで多いのかな?

暗号資産について詳しい人が少ないから詐欺する側も美味しい話をして詐欺を持ち掛けやすいみたい!

SNSでこんなDMがきたことあるよ!
「暗号資産で月5万円必ず稼げる!」みたいなの

暗号資産に関わる自分の情報を聞き出したり、大金を初期投資させたりするのがよくある詐欺だね!

周りにも同じような経験してた人がいたな~。
個人情報の管理には特に気を付けるようにしよう!

そうだよ!
消費者庁からも暗号資産に対する注意喚起がわかりやすくされてるから見てみて!

消費者庁発行リーフレット

暗号資産に関するトラブルにご注意ください!

引用元:消費者庁 https://www.caa.go.jp/

「絶対に儲かる!」ってことはありえないからね!
暗号資産にも絶対がないのは同じだよね!

そうだよ!
価格変動がまだまだ激しいから、絶対に儲かるなんて無理だよ!

先生ありがとう!
暗号資産を購入する時は気を付けるようにするね!

余剰資金でやるようにね!
最後に暗号資産の3つの注意点についてまとめるね!

まとめ
  • 価格変動が大きいので余剰資金で暗号資産に触れてみる
  • 暗号資産の誤送金には気を付ける
  • 詐欺被害が多いことを理解して注意する

先生!今回もわかりやすく教えてくれてありがとう!

最初は慣れないかもしれないけど、余剰資金で楽しんでみてね!

そうしてみる!
またWeb3.0について詳しく教えてね♡

わかった!
次は、トークンについてわかりやすく解説していくね!

次回は、Web3.0重要な役割を果たす「トークン」を詳しく解説していきます。

次回の授業内容「トークン」